MimicGpsヘルプ
概要
MimicGpsは大別して2つの機能があります。
- 現在位置の取得
W-SIMより位置情報を取得し、そこを現在位置としてGPS中間ドライバに設定する。
- 場所の検索
ユーザが指定する住所、施設名称、駅名、郵便番号などから位置情報を特定し、そこを現在位置としてGPS中間ドライバに設定する。
現在位置の取得
- 測位開始
測位停止中にsoftkey右(測位開始)を押下することにより開始します。
- 測位停止
測位実行中にsoftkey右(測位停止)を押下することにより停止します。
場所の検索
- 検索手順
「検索」テキストボックスにキーワードを入力し、softkey右(検索)またはEnterを押下します。
- キーワードの入力例
「六本木ヒルズ」「東京都港区六本木6-10-1」「六本木駅」「106-6190」
スペースで区切って複数のキーワードを指定すると、and条件による検索となります。
- 現在地の付近を検索
「現在地の付近」をチェックすることで、現在地周辺の場所を検索することができます。
softkey右(検索)を押下して、検索範囲を選択します。
注)チェックボックスの種類
- チェック無し:検索範囲を指定しません。
- チェック有り(通常):現在地を新たに測位し、そこを基点として範囲検索をします。
- チェック有り(白抜き):前回測位した現在地を基点として範囲検索をします。
- 候補選択
指定したキーワードに対して複数の候補が有る場合、選択画面が表示されます。候補は25件づつ最大100件まで表示されます。現在位置として設定したい場所を選んで、softkey右(選択)またはEnterを押下します。
キーワード入力画面に戻るにはsoftkey左(キャンセル)を押下します。
- 過去の検索履歴の呼び出し
検索履歴は最大50件分保存されます。
過去に検索した場所を再度選択したい場合は、履歴表示でその場所を選びEnterを押すか、tap-and-holdで表示されるコンテキストメニューの「ここへ飛ぶ」を選びます。
メニュー
- 設定
各種オプションを設定します。
- 使用デバイス
現在地の位置情報取得に用いるデバイスを指定します。
- W-SIM(簡易): W-SIMから最寄の基地局の位置情報を取得し、そこを現在位置とします。
- W-SIM(計算): W-SIMから複数の基地局情報を取得し、簡易的な計算により現在位置を割り出します。都市部などで簡易版よりも位置精度が向上します。本機能には別途基地局データベースが必要になります。
- 無線LAN: PlaceEngineのLocalDB機能を通じて位置情報を取得します。(準備中)
W-SIM/無線LANを共に指定した場合は、先に無線LANを用いて測位し、それに失敗した場合にW-SIMを使用します。(準備中)
- 測位間隔
位置情報取得間隔を設定します。
- 強制切断
W-SIMが通信に使用されている場合、W-SIMから位置情報を取得できません。このオプションを指定すると、通信を強制切断した後に位置情報を取得します。
- 自動的に隠す
測位開始後や、場所検索後に画面を最小化します。
- エラーログの表示
測位に失敗した時などに、エラーメッセージを履歴に出力します。
- 基地局DB...
基地局データベースを指定します。(W-SIMによる計算版の位置取得で必須です)
- ファイル
- 開く...
位置情報を格納したファイルを開きます。現在サポートしているファイルは以下です。
- Google Earthファイル(*.kml, *.kmz)
- その他
- 履歴クリア
全ての検索履歴を消去します。
- ヘルプ
本ヘルプファイルをデフォルトブラウザ上に表示します。
- バージョン情報
MimicGpsのバージョンを表示します。
- 終了
MimicGpsを終了します。
リンク